今日はこの話題を書かないわけにはいきません。
やはりというか・・・
夏の甲子園。全国高等学校野球選手権大会が中止になりました。
新型コロナウィルスの影響です。戦後では初めて。春のセンバツも中止。春夏とも中止は史上初。
高校総体も中止ですからね。
私も元高校球児ですので、今の高校3年生の野球に限らずすべてのスポーツ競技アスリートの方々の気持ちはわかっているつもりです。
以下、高校野球に限って書いていきます。
理屈抜きで「甲子園」を目指す!
今51歳の私も少年時代から「甲子園」を目指していました。
幼い頃にみた箕島高校対星稜高校の延長18回はいまだに鮮明に覚えています。
「甲子園」にあこがれ、厳しい練習や当時理不尽な先輩後輩の付き合いにも耐えてきました。そこは理屈抜きでしたね。
結果、県大会で甲子園に出場した学校に敗れました。
でも、今になって思えば、「戦って負けた」ということは清々しいことだなと思います。
今回の高校3年生は、「戦うことすらできない」わけですから・・・
これは心中察します。
仮に今私が高校3年生だったら・・・覚悟していたかもしれませんが、やはりショックは大きいですね。
放心状態になり、変な慰めの言葉はかえって辛いかもしれません。
それぞれの学校で目標は違うが「戦いたい」
甲子園優勝という目標の高校もあります。
また、県大会で1勝!という目標の高校もあります。
それぞれ目標は違っても、「戦いたい」ということ。
ん~書いていけばいくほど、「戦わず終わる」ということは消化不良でしょうね。
代替えの大会が模索されているようですが、やはり甲子園を目指しての負けたら終わりの一発勝負の気持ちにはなかなかなりにくいでしょうね。
過程も大切!
確かに「戦わずして終わる」かもしれません。
しかし、今日の題目にしていますが、少年時代から白球を追い、悔し涙を流し、時には仲間と抱き合って喜び、邪見もなく野球も向き合い練習した「過程」は残ります。
これからの人生が長い。必ずこの経験は生かされるはずです。
本当に残念です。
しつこいですが、元高校球児として気持ちはよくよくわかります。