摩訶不思議な熊本弁「つ」

改めて熊本弁は偉大だな・・・と感じました。

いろんな熊本弁があります。

その中でもある意味熊本弁の横綱格になる言葉・・・「つ」について・・・

「つ」です。

書いていて笑ってしまいます。

「つ」ですよ・・・

これで熊本弁というか、熊本では通じます。

ということで、今日は「つ」について書いていきます。

🌟バイク転倒がきっかけ!

そもそも、なんで「つ」について書こうと思ったか・・・

今月上旬に原付バイクを運転していて転倒しました。(自損です)

そのときかすり傷を負いました。

こんな感じ。

おかげさまで順調に回復していきました。

そうなると傷口が徐々に乾いてきます。

そうなっると「つ」になるのです。

🌟「つ」ってなんや?

熊本弁でいう「つ」とは、標準語でいう「かさぶた」というやつです。

親指のコレです。

どういういきさつで「かさぶた」のことを「つ」というのかわかりません。

ローカルタレントである大田黒浩一にでも聞いてみましょうか? ^^) _旦~~

たぶん、大多数の熊本県民が「つ」の謂れというのはわからないはずです。

生まれてこのかた、なんの不思議もなく「つ」と使っています。

🌟具体的な使用方法!

熊本弁ではこのように使います。

「ばっ!『つ』ができた!」=「あっ!『かさぶた』ができた!」

「『つ』がはがれた!」=「『かさぶた』がはがれた!」

こんな感じです。

しかし改めて考えると不思議な言葉というか単語というか・・・「つ」一文字ですからね。!(^^)!

子どもの頃は、親から「『つ』ばはいだらでけん!」とも言われていました。

訳すると「『かさぶた』をはいだらいけませんよ」です。

🌟そしてもとに戻っていく!

まあ、「つ」ができることは治っている証拠ですからね。

「つ」ができて、「つ」がはがれて、もとの状態に戻っていきます。

なので、「つ」ができることはある意味喜ばしいことですね。

🌟不思議な方言!

熊本弁に限らず方言では、おかしな方言、不思議な方言と多々あるだろうと思います。

熊本弁で不思議な方言というと他には・・・「あくしゃうつ」がありますね。

これは福岡県久留米に単身赴任した際に久留米で使ったとき通じませんでした・・・

久留米人からは「なんそれ?」という感じでみられましたからね。

熊本では普通に「あくしゃうつ」といいますからね・・・($・・)/~~~

たかだか熊本⇔久留米は80㎞程度しか離れていませんが、通じません・・・でした。

いっぱいありますが、他には「ぎゃん」ですかね・・・

これは有名ですよね。

道案内するとき、「ぎゃん行って、ぎゃん曲がって、ぎゃん行くと・・・」という感じ。

熊本県人以外は絶対わかりません。( ;∀;)

ちなみに久留米では、「ぎゃん」が「げん」となります。

熊本弁「こぎゃん行く」=久留米弁「こげん行く」

まあ、どうでもいいですけどね。”(-“”-)”

久しぶりに「つ」ができて、改めて熊本弁というのは楽しいな・・・と思った次第でした。