今日は8月15日。
言わずと知れた「終戦記念日」ですね。
今年で76回目を迎えることになります。1945年(昭和20年)の8月15日です。
76年も経つのですね。
わたしは52歳ですので、戦争というものは歴史上や学校の勉強でしか知りません。
でも、年齢を重ねるごとに戦争で亡くなった方々への想いというのが募ってきます。
⭐️両親もまともに戦争を知らない世代・・・
わたしの父は昭和16年生まれで今年80歳。
終戦のときは4歳です。
母は昭和19年生まれで今年77歳。
終戦のときは1歳。
4歳と1歳。戦争のことは覚えていないでしょうね。覚えていたほうが怖いくらいですね。
しかし、終戦後の苦労をした世代でもありますね。
特に母方の祖父(母からすると父)は、フィリピン沖で戦死しています。
なので母は父の顔を知りません・・・これも辛いですね・・・
わたしも祖母や伯母・母・親戚たちから聞いた話しですが、祖父が戦争にいったのは30前後の年齢のときだそうです。
すでに戦争は末期。若い世代がいなくなって税務署で働いていた祖父も今風でいう「加勢」しなくてはいけなかったのでしょう。
「お国のために・・・」という建前はあっても本音はいきたくないでしょうね。
特に母の他にも幼い息子や娘を置いて出征するというのは断腸の思い・・・
もし今自分がそうなったらイヤですもんね。
でも当時はそういう「イヤ」なんて言えない時代・・・
⭐️平和の礎は戦死された方や犠牲になった方・・・
今は新型コロナウィルスでたいへんな時期ですが、とはいえ平和な世の中ですね。
いろんな意見がありますが、わたしはいずれ靖国神社参拝したいと思っています。
戦死した祖父やその他たくさんの英霊がいらっしゃいます。(政治的な話しはぬきです)
そういう方々の犠牲のうえに今の平和がある・・・そう信じて疑いません。
靖国神社には5年くらい前だったか東京出張時の朝ランで行ってきました。
(そのとき撮影したものです)
朝ランでしたからそうそうゆっくり・・・というわけにもいきませんでした。
しかい、独特の雰囲気がありましたね。
いずれこのコロナが治まったらぜひ行きたいものです。朝ランではなく、きちんと・・・
祖父の墓は宮崎にあるので、宮崎に行った際は欠かさず行っています。
こちらは親戚宅からは朝ランでも行ける・・・!(^^)!
⭐️祖父母両親の世代は本当に苦労している・・・
今の時代は恵まれていますね・・・
それぞれの祖父母も相当の苦労をしています。
わたしが簡単にこのブログで書けるほどのことではありませんし、書いたところで慰めにもなりません。
しかし、先人がそういう苦労をして必死に生きてきたから今のわたしたちの世代があるんだ・・・と思わずにはいられません。
わたしは命がある間は祖父母の墓参りを続けていく気持ちがあります。自力で宮崎に行ける間はね・・・
そして、息子二人にもそういう話しはことあるごとにしていかないといけません。
あまり政治的な話しはしたくありませんが、やはり核兵器はいけませんね。
今も地球のどこかで紛争が行われています。他人事ではありません。
先日閉幕したオリンピックでは国籍・宗教に関係なく勝者が敗者を称え、敗者が勝者を称えるというスポーツマンシップのシーンを何度も見ました。いい光景でしたね。
人間にはそういう精神が宿っているのですね。
日本は唯一の被爆国・・・平和の尊さや戦争の悲惨さは語り続けていかないといけません。
そして、以前伺った「知覧平和会館」にもまた行きたいものです。
あそこに行くと絶対平和に対する考えが深くなります。もう10年くらい前かな・・・行ったのは。
今日は戦死した祖父をはじめ祖父母に「献杯」したいと思います。