東京オリンピック2020が終わりました。
甲子園もそうですが、終わってみると少し寂しい感じもします。
いわゆる「〇〇〇ロス」というやつですね。
しかし、今回のオリンピックはいろんな意味で記憶に残るオリンピックになりました。
⭐️とにもかくにも開催された・・・
東京オリンピックが決まったときからいろんな意見があり「エンブレムだ」、「競技場のイメージだ」とか紆余曲折ありましたね。
「いち個人」としては、トップアスリートの競技が日本・東京で観れるということは楽しみにしていました。
しかし、「新型コロナウィルス」が一気にすべてを変えてしまいました。
過去に例がない「一年延期」「無観客」・・・日本中総評論家となり「あーでもない」「こーでもない」というコメントが日々マスコミから発信されました。
アスリートの方々もきつかったでしょうね・・・
そういう環境の中での開催・・・でした。
⭐️複雑な気持ち・・・
まあ曲がりなりにも開催されたことはよかったと思いますが、手放しでは喜べない側面もあります。
オリンピック期間中にもコロナの感染者が爆発的に増えていました。
というか、オリンピック前から・・・
そんな中で本当にオリンピックを開催していいのか・・・
でも、アスリートの方々の気持ちは・・・
本当に「無観客」で盛り上がるのか・・・
そんな気持ちがいつもありました。
テレビではあまり見ませんでしたが、ネットの配信では速報でいろいろ知ることができました。
⭐️新たな発見もあった・・・
日本勢の活躍は素晴らしいものがありました。
中でも、これまであまり知られていなかった競技・・・
例えば、「スケートボード」「クライミング」「サーフィン」「空手」といったところでも活躍がありましね。
若い方々の活躍も明るい話題でした。
⭐️感動したのは・・・
わたしの中で感動した競技というかシーンは以下の3つです。
① ソフトボール13年超しの連覇。
上野投手に代表されるように、女子ソフトボール・・・本当に感動です。
② 野球金メダル!
地元開催・・・オールプロ・・・公開競技となって初の金メダルでした。
ソフトボールも野球も2008年の北京オリンピック以来にの開催となりました。
世界的にみると競技人口が少ないので、オリンピックからは除外されたのでしょう・・・
日本の感覚では信じられません・・・
次回の2024パリ大会では「ソフトボール」「野球」と開催されません。
2028年のロサンゼルス大会では復活するかもしれませんね。
アメリカは「ソフトボール」「野球」が盛んですからね。
③ 女子バスケの合同記念撮影!
これはある意味いちばん感動というか、よくいわれるスポーツマンシップですね。
試合では戦い、試合が終わったら「敗者は勝者を称える」「勝者は敗者を称える」というシーンです。
ラグビーの「ノーサイド」にも通じる部分があります。
このシーンは写真で見て非常に清々しい気持ちになりました。
似たようなシーンでは男子陸上「十種競技」もそうです。
陸上の10の競技を2日間にわけて実施してポイントで順位をつける競技です。
「キング・オブ・陸上」と言われています。
それに参加した選手はすべての競技を終えたあとに全員で記念撮影をするのが習わしのようです。
一緒に2日間10種の競技を戦った「戦友」であり「同士」でもあるんですね。
全員が全員を称えます・・・
いい光景ですね。
ややもすると、「勝ち」「負け」だけに目がいき、負けたら握手もしない・・・というシーンが過去には見受けられました。
これからは、勝者も敗者もそれぞれを称える・・・国や宗教の枠を超え、地球に暮らす仲間として称えあう・・・そういうことが当たり前の大会になるような気がします。
選手は「国のため」という気持ちがあります。
だからといって、すべての選手が金メダルを取れるわけではありません。
国を代表して戦ってくれたことに感謝したいものです。
そういうことを感じた東京オリンピック2020でした。