阿蘇の小国で手打ちそばに舌鼓【わいた温泉郷:天晴】田舎の素朴さ・・・

毎日あまりにも暑いので、阿蘇に涼みに行ってきました。

やはり阿蘇は高地なので、下界(熊本市内)とは、気温差が5度~7度くらいあります。

暑い感じもせず、心地よいといった感覚ですね。

そして、阿蘇も小国のほうに行きましたので、「そば」をいただくことに。

まあ、定番といえば定番・・・

⭐️手打ちそば「天晴」

阿蘇には「そば」が有名なお店がたくさんあります。

その中でも小国界隈は「そば街道」と言われるくらい「そば」のお店が軒を連ねてというか点在しています。

「どこで食べようか?」とか、「先日はこのお店だったので今日はこのお店」という楽しみもあります。

ということで、今回訪ねたお店は、手打ちそば「天晴」(てんせい)さんです。

場所は、なかなか説明しにくいのでネットで検索した分を上に貼り付けています。

阿蘇に数ある温泉の中でも有名な「わいた温泉郷」の近くにあります。

国道沿いにお店の看板が出ているので、比較的わかりやすいかもしれません。

この国道沿いの看板からはすぐのところにお店があります。

広い敷地には駐車場も10台程度はゆっくり停められます。

また、「休憩所」や「喫煙所」も敷地内に設けてあります。

肝心のお店は阿蘇の木々の中にひっそりとある古民家のようです。

見るからに涼し気な感じですね。

風が吹くと、木々の葉っぱが揺れる音がします。

他に音がないので、とてもその音が心地よく感じます。

いつも街なかにいますので、こういう音がしない世界・音が響く世界が癒しになりますね。

店内は、4人掛けの座敷が2卓、6人掛けの掘りごたつが1卓、4人掛けが1卓。テーブルで2名掛けが1卓という小さなお店です。

すべて木のテーブルです。こういう木の家は人間の体にもいい影響を与えるのでしょうね!

働いている方はご夫婦・・・ご夫婦で切り盛りされているんですね。

「手打ちそば」ですので、当然ながら手造り。大量生産ができないので、限定メニューがたくさんあります。

営業時間もお昼から16時までです。店主もこの短い時間に全身全霊で対応しているのでしょう!

⭐️キーワードは「石臼」「そば粉と水のみ」

ひと言でいうと、「つなぎを使わない十割そば」です。

「石臼」で挽いた「そば粉」と「水のみ」で打ちます。

水はなんといっても阿蘇ですから名水!おいしいお水があるので美味しいそばができますね。

非常に風味があるそばでした。

⭐️あっぱれ御膳をいただく!

お店の名前は「天晴」(てんせい)です。

今回いただいたメニューは「あっぱれ御膳」です。

「天晴」と「あっぱれ」をひっかけています。( ;∀;)

そばは温かいものか冷たいものと選べるようです。

夏なので冷製で。

先述したとおり、風味が豊かですね。そして食感が豊か!

素朴な感じのそば。店主の心意気を感じます。

天ぷらも豊富です。

エビ・マイタケ・ゴーヤ・イモ・きびなごが熱いままでてきます。

天つゆではなく塩でいただきます。

ご飯は、本来「とろろご飯」のようですが、今回は「鳥飯し」でした。

個人的には「とろろ」系が苦手なのでよかった!!(^^)!

おかずもこんな感じ。

田舎風の卵焼きと煮しめ、そしてデザートです。

どれも非常に美味しくいただけました。

上品というより素朴な味付けです。

田舎のお母さん手造りのようなおかず・・・

どこか懐かしさを感じます。

最後は「そば湯」で〆る・・・

こちらの「あっぱれ御膳」で2,200円(税込)です。

決して安価ではありませんが、十分満足いただけます。

料理を待っている時間に古民家風の店内を見渡し、料理がきたら料理に舌鼓。食後は、ちょっと近所を散策する・・・

こういうところまで含めての2,200円でしょうね。

パッと食べてサッと出る・・・というお店ではありません。

このようなゆったり食事をとる・・・いい時間ですね。