週末に梅雨入りしましたね。
記録的なはやさだそうです。
そうですよね。本来であれば「風薫る五月」なんですがね。
でも梅雨に入ると水害の恐れが出てきます。
昨年の7月の熊本県南を中心に襲った大水害。
甚大な被害があり、まだまだ復興途中になります。
わたし自身、ボランティアで現地入りすることもできずにもどかしい気持ちがあります。
人吉には知人もいますので他人事ではありません。
⭐️呑んで応援!球磨焼酎!
昨年の7月以来、前職時の出張先でも熊本の焼酎を飲むようにしていました。
県外の飲食店にはなかなか球磨焼酎が置いていないんですよね。
店主に事情を話して置いてもらったこともあります。
一緒に食事をする現地の知人にも球磨焼酎を勧めていました。
今年2月に約6年振りに熊本に戻りましたが、街中に飲みに行くこともできずに、もっぱら「宅飲み」オンリーですね。
京都の知人にも球磨焼酎を贈りましたからね。たいへん喜ばれました。
「球磨焼酎」というのはブランド化しています。
鹿児島や宮崎の芋焼酎は「薩摩焼酎」とか「宮崎焼酎・日向焼酎」とか言いませんしね。
⭐️寿福絹子さんとの出会い!
球磨焼酎にはいろんな酒蔵があります。
「球磨焼酎」で検索してください。
その中でも、わたしは「寿福酒造」の杜氏・寿福絹子さんとの出会いは衝撃的でしたし、球磨焼酎の見方や考え方を変えました。
当時、馬肉専門の飲食店で責任者をしていた折、どうしても「芋焼酎」の品揃えを充実させていました。
そこで、寿福絹子さんと出会い一喝されましたからね。
「あんた、馬肉専門飲食店で芋焼酎ばかり売らんで球磨焼酎ば売らんね!」
確かに「ウマを喰ってクマを呑む」という言葉があります。
要は、「馬肉を食べて球磨焼酎を呑む」ということです。
それから球磨焼酎のアイテムを増やし、特に「寿福酒造」さんのアイテムは充実させました。
そして、寿福絹子さんと娘の寿福亮子さんにお店に来ていただき、「馬肉と武者返を楽しむ会」を数回催しました。
今となっては楽しい思い出ですね。
ちなみに「寿福酒造」は小さな酒蔵です。大量生産はできませんが、その分一本一本丁寧につくっています。そういうところは小さな酒蔵の強みですね。
⭐️「減圧蒸留」と「常圧蒸留」
球磨焼酎でいちばん出荷が多いのは「白岳」であり「繊月」ですよね。
わたしも大好きなアイテムです。
この焼酎は「減圧蒸留」というつくりです。
一言で言うと、「スッキリして飲みやすいタイプ」ですね。
それに対して「常圧蒸留」は、昔ながらのつくりで「がツン」とくる印象があり、香りも芳醇で深い味わいですね。
好みということが大前提ではありますが、わたしは「武者返し」はロックでの飲み方がいちばん、かな!と思っています。寒い冬のお湯割りもいいかな(^_^)
⭐️熊本県でもっと球磨焼酎を応援しよう!
シェアでは芋焼酎が圧倒していますが、熊本県民の方々にももっともっと球磨焼酎を呑んで欲しいですね。
いろんなタイプの球磨焼酎がありますので、飲み比べるときっと好みの一本に出会うはずです。
先程も書いたように大きいメーカーさんもあれば小さな酒蔵もありますので、それぞれの酒蔵が特徴を持って個性を出しています。
そして、熊本県内の飲食店にももっともっと熊本の焼酎・球磨焼酎をメニューに入れてもらいたいものです。
ぜひ、今のコロナでの制限がなくなったらメニューに入れて!
水害から徐々に立ち直っていると聞いていますが、まだまだ皆さんの応援が必要です。
呑んで応援!もアリです!
焼酎は腐るものではありませんので、開封しても当分は大丈夫ですからね。
わたしも休肝日はつくっていますが、晩酌でビールの次は球磨焼酎にしています。
がんばれ!球磨焼酎!