先週は親戚の結婚式に参加するために宮崎へ行ってきました。
子どもの頃から親しんだ宮崎ですが、意外にも宮崎神宮は初めての場所でした。(おそらく小さい頃に行っているのでしょうが、記憶にありません)
宮崎神宮本殿の結婚式とは・・・
☆日本の静かなる美!
結婚式は、大きく3つに分類されます。
「神前式」「教会式」「人前式」ですね~
ちなみに私は25年くらい前に「神前式」でした。
昨年の秋には「教会式」に参加しました。
明るく・華やか!これはこれで趣があります。
ちなみに、私は無宗派ですので、特別なこだわりはありません。
そして、先日の宮崎神宮の神前式。
厳かでした!なんともいえないピーンと張り詰めた緊張感。背筋が自然と伸びます。
神主さんや巫女さんの動くときの少しの音さえ響きます。
静なる美という感じでしょうか。
☆なんといっても初代天皇が御祭神~
宮崎神宮の御祭神は初代・神武天皇なのです。
今上天皇のご先祖様になります。
ものすごく歴史があり、格式があります。
よく、プロ野球はJリーグでのキャンプインのときに巨人軍等が参拝されるところは有名な映像です。
その本殿に入ることができました。
さすがに写真はNGというか撮れるような雰囲気ではないくらい緊張感が漂っていました。(資格を持たれた方はOK)
宮崎神宮は、神武天皇ご生誕に関しての系譜があるので、格式・グレードの高さは半端ではありません。
境内内はいろんな参拝者の方々がいらっしゃいますが、みなさん落ち着いて参拝しています。
外国人の方も参拝されていましたが、なんとなく雰囲気でわかるのでしょうね。
☆玉砂利も綺麗に整備されている~
本殿のところの玉砂利も綺麗に整備されています。
心が落ち着くというか、清められるような感じです。
ご覧のように天気も良く、暖かく、神宮と玉砂利と新婦の白無垢が映えるのです!
何故に神社に玉砂利なのか?
これまで考えたこともなかったのですが、今回改めて玉砂利をみたときになぜ?と疑問になりました。
早速、ネットで調べたところ、神社に玉砂利が敷いてあるわけが書いてありました。
・砂利を踏みしめる音が邪気を寄せ付けない。ということ。
・裾や足元が汚れない。ということ。土だと雨の日はぬかるみますからね~
・神聖な場所には、さらに清めるように綺麗な玉砂利が敷かれている。
このようなことが解説されていました。
私は結婚の際に、ホテルの中の神殿で結婚式を挙げました。それはそれでいいのでしょうが、宮崎神宮のようなこだわった場所で、厳粛かつ厳かにとりおこなわれる神前式もいいな~と感じましたね。
式の最後に巫女さんが「舞」を披露されました。
私のような凡人には、詳しく理解できませんでしたが、「祝舞」ということはわかりました。
特別な音楽があるわけではありません。
笛=篳篥(ひちりき)と鈴だけのシンプルなリズム。素晴らしいですね。
ものすごくいい体験をさせていただきました。
古式ゆかしいものもいい!日本の美という感じです。
最後になりましたが、新郎新婦のご多幸をお祈り申し上げます。おめでとうございます!