戦争について考える

もうすぐ終戦記念日です。

コロナの影響で、いつもと違う夏になっています。

しかし、決してこの日を忘れてはいけません。8月15日の終戦記念日。

先日は、広島・長崎の原爆の日もあり気持ちばかりの黙とうをしました。

戦争といっても歴史の授業や映画等でしか知りません。私たちの世代でさえ。

戦争の被害者である祖父母の世代も亡くなっていますし、ある意味の犠牲者である両親の世代も75歳以上と高齢になっています。

よくよく考えてみたら、特に母方の祖母からはあんまり戦争の話しって聞いたことないんですよね。

祖母は宮崎に住んでいたので、夏休み・冬休み・春休みはよくよく宮崎の祖母のところに行っていました。それでもあんまり聞いたことなかった・・・

私の母は、生まれたときには父(私の祖父)は戦争に行っていて、母は父(祖父)の顔を知らない。ということは子どもの頃から聞いていました。

祖父は無念にも戦死しました。

それからの祖母は赤子の他に幼い子2人の合計3人の子どもを抱え、精一杯生きてきたようです。

私なんかは祖母に甘えてばかりでしたからね・・・

いざ自分が親になって、祖父の無念さや祖母のたいへんさを少しばかりわかるような気がします。

やはり父親(母親)の顔を知らずに育つというのも戦争犠牲者です。

いつの世にも争いごとがあります。

人間ですので、宗教や政治・意見の相違はあるのは仕方ありません。やはり話し合いですよね。

人を殺めてはいけません。

そういうことを感じる時期です。

父方も母方の祖父母の墓は宮崎にあります。本来ならば墓参りに行きたいところですが・・・コロナの関係で自粛します。

祖父母へ・・・合掌