今年の高校野球は第100回という記念大会です。
ここ数日は毎日地方予選を勝ち抜いた代表校が続々と決まっています。
熊本も35年ぶりの東海大星翔高校が優勝しました。前の東海大二高ですね。おめでとうございます。
シード校の悩み・・・
今年の熊本大会は第一シードの文徳と第二シードの九州学院が初戦敗退という波乱がありました。
確かに波乱といえば波乱ですが、初戦の相手が文徳は必由館、九学が東海ですからね。
ベスト4やベスト8で当たってもおかしくないカードです。
実際に、文徳を破った必由館はベスト4までいきましたし、九学を破った東海は優勝です。
その九学・東海と全く同じパターンが自分が現役のときにありました・・・
文徳・九学の気持ち・・・
第一・第二シード校です。組合せも好きなところを選べます。
イメージでは、初戦はそこそこの学校と当たり、3回戦以降から徐々にエンジンがかかるというのがシード校の戦いです。
私のときは熊本工業がセンバツベスト8でしたので第一シード。
私たち熊本商業が春の県大会優勝し、RKK大会も優勝し第二シード。
このような構図でした。
組合せが決まって正直びっくり、横にノーシードながら九州学院がきたのです。
九学とは公式戦で戦い接戦で勝っていましたが、正直初戦では当たりたくない相手でした。
相手は一回戦を勝ってきていますが、こちらは初戦。夏の大会の初戦はどのような学校でも緊張するものです。
当時の九学は勢いがありましたね。私たちは受け身になってしまいました。
結果、3-4で負けました。
そして、そのまま九学が優勝し甲子園に・・・
なので、今年の九学・東海と全く同じパターンなのです。
九学としても、横に東海がきてイヤだったでしょうね。当たるならばベスト8くらいで大会にも慣れたころに戦いたかったでしょうね。
仮に、ベスト8やベスト4くらいで対戦していたらどうなったかわかりませんからね。
そのくらい初戦というのは「魔物」なのです。
言葉に語弊があるかもしれませんが、どうみても力の差がある学校との初戦であればいいのですがね・・・
東海には35年前の屈辱を晴らしてほしい!
私の仲がいい先輩が東海出身です。当時2年生で甲子園のスタンドから応援していたようです。
そのときは、同じ東海系列の東海大一(静岡)(現:東海大翔洋)と対戦し大差で負けています。
今年はなんとか初戦を突破して昨年・一昨年の秀岳館以上の成績を残してほしいと期待します。
がんばれ!東海!