先日、単身赴任先にて原付バイクのガソリンを入れたときの話し・・・
なにか清々しい気持ちになりました。
【高校生のアルバイト】
原付バイクのガソリン満タンでも3L程度です。
その時対応してくれたのが若い男性。
まだ、挨拶もぎこちなくタッチパネルの操作もおぼつきません。
瞬時に「まだ実践経験が少ないアルバイトなんだな~」と思いました。
操作方法も先輩スタッフに聞きながら・・・
ようやくガソリンを入れてくれました。
ガソリン入れているときに私から聞きました。
私:「アルバイト?」
アルバイト:「はい」
私:「いくつ」
アルバイト:「16です」
私:「高校生?」
アルバイト:「そうです」
私:「アルバイト初めてどのくらい?」
アルバイト:「まだ2日目です・・・」
私:「そう。頑張ってね!」
アルバイト「ハイ!」
私:「いい人生経験になるよ!」
アルバイト:「ありがとうございます!」
アルバイト:「満タン入りました!」「ありがとうございます!」
というような会話。
慣れない中にも一生懸命している姿が非常に新鮮でした。
なんだか私が忘れているようなことを思い出させてくれました。
【私の初のアルバイトは・・・】
高校野球に明け暮れていた私としては、アルバイトというのはしたことがありませんでした。
ようやく高校3年生の冬に熊本県の地場飲食店が募集していた「おせちの詰め込み作業」に仲間と応募して採用されたことが最初。
年末の3日間程度のアルバイトでした。( ^)o(^ )
その後、そこの飲食店から電話があり、お店で働かないかという誘い。
まあ、ヒマでしたからね。両親に相談しても「いい経験になるからいいんじゃ」とのことで働き始めました。
最初は皿洗いです。野球していたので声は出ますし体力には自信があります。
18時から22時までみっちり皿洗いをしました。
当時は全く気づきませんでしたが、皿洗いはけっこう難しいのです。
器の大小や割れ物等々をどのようにして洗っていくのか・・・
洗ったあとどう収納していくのか・・・
限られた洗い場をどう活用するのか・・・
意外に奥深いのです。
先輩方からは可愛がってもらいました。
「賄い」というのを初めて食べたのもそこ。
父親は何回かお店に飲みに来てくれました。店長さんに挨拶されていましたね。
料理長さんもサービスで料理出してくれていました。
息子がアルバイトしているのが心配だったのでしょう。その親心はわかります。!(^^)!
【なにごとも人生経験!】
いつの時代も「今どきの若者は・・・」と言われます。
私も言われてきました。
おそらく皆さんそうなのでしょうね。
スマホ世代の若者ですが、冒頭紹介したような清々しい若者・若人もいます。
そういう姿勢を見ると、こちらが刺激を受けます。
またガソリン入れる機会があるでしょうから、そのガソリンスタンドに行ってみましょう。
少しは成長した姿が見れるかもしれません。